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言うまでもなく君が大嫌い
あどけない仕草で引き金をひく
リビドーの喘ぎ
声涙を絶つ
サイケデリック・ハッピィエンド
理由なんてないからただ傍にいておくれ
星喰の暗い朝に
聾唖(ろうあ)の過世(すぐせ)*に朽ちづけ
体温を愛惜した
糸の色を望む
果てしない宵闇に何も映せない
しゅうまつの気配に泣きたい
幸福論であたためて
立ち枯れを糧にしてまた誰かが芽吹くだろう
ふたたび巡りくる朝陽へ
赤い呼吸に眸(ひとみ)を閉じる
狭霧(さぎり)のなか、いつかの明日をみる
そう言って去る貴方の背中が幾度滲んだことだろう
ダリア街のヲトメ
曖昧なままに息したって
果てなく恋煩いでいたい
アステリスクの日は
在りし日の思慮
花葬のまほろば
最果ての二進法
きみはもう悠遠のかなたに
スティールバース*の御伽草子
こんな病葉(わくらば)*にも嗄れぬ夏
エマージェンシー、凍みる眩暈がやまないんだ
まだ熾(お)きないすばる
病める銀河
君よ老いて逝ってくれるな
凍てつけるあめの愁色
まどかなる恋路
なんてことはないきみのいない休日
薫(くゆ)らす銃口は愛するきみのために
そう云えば世界樹のみどりごは
かみさまににている
これは愛じゃない
エンディングは未確定
ごめんなさいも言えない距離
甘美な秘密で結べたなら
赤い染みと夢のあと
通過点にいすわりたい
パラライズド・アワー
メリー・メモリー
虚飾に護られて
カッコウの家路
for/ever
仰げよ青を
マリオネット・メディア
灰神楽*を弔う
今だけの園生(そのう)*
雨と無知
あるおおかみの夢によせて
やさしい嘘もゆるさない
つづまやかに走る恋
星の傍惚(おかぼ)れ*
ふりかえるな手を解くなら
徒情(あだなさ)け*に泣けない
爪先に摘み草
十三月を産みだす熱
殿春(でんしゅん)*をちぎる
なまえで飾るひと
きみといるとだめになるよ
雨に綴れば
のたくる野火
夜のにおいに触れる
ひとときを憶えていたい
どうしようもなく明日は繰る
とかく淋しいつぼみのしたで
薔薇水(しょうびすい)*のしずく
世界のはじまりに総(すべ)てをうしなう
熱情のパレイド
いりぐちは深潭
透明なしるべ
秘め事に欲情
距離にして一億光年の恋愛
わたしの愛した心音
初恋は花になれずに
満ちたりた箱舟から
アトロポス*の鋏(はさみ)
流れでたあなたが世界をつつむまで
ひとを愛する時間がほしい
群像崇拝
きみの那辺(なへん)*に風はふく
泣いてなくした苦しみに向けて
走り抜けた時間が翼になる
感覚記憶の鮮紅
哀を慰む
恋情に依りて炎症
ときの渺茫(ひょうぼう)*に息をする
瞬きをするあいだでいい
初恋は揺籃(ようらん)*でねむる
寂寞(せきばく)*に満ちた夜を
友愛数のすすめ
壱で愛して弐で殺す
リトル・ジェーン
輿望(よぼう)*をまとえば空が近い
たとえば君を抱き締め殺すとする
正しく憎めば仇も恋人
花車(きゃしゃ)なまぶたをまず結べ
きみが居た一夜のこと
雨は彼のなみだ
あなたの後ろはんぶんしか知らない
青い花と遅るもの
いつか止め処ない祝福とともにかえってくる
彼ひとりの横顔で世界はこんなにもうつくしい
ただいまを白く染めあげて
はじまりは名前から
強がったって愛されたい
有限の価値を葬れ
グレトナ・グリーンにときめく
睫毛で触れられるくらいの距離が好き
おもいでは目映い宝石へ
やさしい魔法で僕らをやめる
醒めたつもりで夜のなか
しまいこんだままの秘密
終わりを創らなければ
気侭なサンデードライバー
麗らかな傍ら
あなたの骨で奏でる唄
祝福はいのちの春に
あいが終熄(しゅうそく)*する
時の海をゆく
いつか末枯(うらが)れる*ように
焦がれつづけてもう千年
あいしてるの三歩手前
まるで哀史*の夜明け
響けば空も遠く
ヒトのふりして笑わないで
あなたの面影だけ瞼の裏に溶かして
いまだけ特別な口づけ
彼の物語は此処まで
アウト・オブ・ノクターン
死んでなお愛してみせて
ありったけの罵倒で愛を語れ
ぜんぶいまは足元の残骸
何時も何時までも優しいだけの
やがてきみは雨の彼方へ
ヒステリック・ミーイズム
愛の寸描
さよならはエンドロールにだけ
あなたの海の果てに
小道のルーシー・ロケット
こどもみたいに強請ればよかった
あまい科白(せりふ)は抄訳(しょうやく)*に
熱情を見殺し
春は序章の序章
飛びっきりの夢を祈るままに
つないだ手も夢語りとなり
約束の澱(おり)*
夜が優しかったころ
或いはヒーロー
蔓ばらの囹圄(れいご)*
きみとの狭間を愛している
冴えきった街
遠い明日のことだから
まぼろしが凡(すべ)て
青い星がほしい
いのちの光芒(こうぼう)*
憂き世*を捨てて
在りし日を臨む窓
ひとみは血刀
私語(ささや)いた愛のいくらかを忘れて
生きているうちに死んでおけ
どうかふたたび褪めない夢を
イスカリオテは戀に眩む
夏の彷徨にはレモンソルベ
愛か否かは背いて知れ
微睡みがきみを忘れない
白ばらの夢に御休み
愛すべききみの悪いとこ
みえない錨
遺愛の咎(とが)
美しいものだけが哀しい
オラトリオ*の嘆き
花となみだが時代色*
こころに飼うひと
愛だけご立派